より安全にインプラントをしたいなら
「ガイドサージェリー」を
おすすめします。

例えばブリッジ、入れ歯などが代表的ですが、ブリッジはなくなってしまった隣の歯を削って作らなければいけませんし、入れ歯は取り外しが面倒で、入れ歯を口の中に入れておくことに、違和感を覚える方もいらっしゃいます。
そういった不具合を解消してくれるのが、インプラントによる治療です。
インプラントは、歯をなくしてしまった部分の骨に、直接チタン製のネジを埋め込み、その上に人工の歯を取り付け、咬み合わせを回復する治療です。
インプラント治療は、残っている歯を削ることなく、取り外しのわずらわしさもなく咬めるようになりますので、歯を失ったときの有効な治療の一つと言えます。
しかしインプラント治療には、大きなデメリットがあります。
それは「埋め込みのための手術が必要」ということです。
あごの骨の内側や周りには、神経や血管がありますので、埋め込みの際にそれらを損傷してしまう事故が過去にありました。
そういった悲惨な事故を起こさないように、考えられたのが「ガイドサージェリー」です。
これは、CTや歯型などをもとに、神経や血管の位置をコンピュータ上で推測し、埋め込みの際にドリルが当たらないようにする手術の方法です。
ガイドサージェリーを行うことで、格段に安全性が向上したのはもちろん、より精密な埋め込みも行うことができるようになりました。
術者の経験と勘に頼らず、安全に正確な治療ができるようになったことは、インプラント治療の革命といっても差し支えないかと思います。
私が大学を卒業した約20年前には、このような手術はありませんでした。
技術の進歩には、本当に驚かされます。
